トップロゴ
サイトマップ
トップ施設部会20年度 部会報告障害児施設部会

障害児施設部会 

 

事業計画に掲げた通り7回の部会を実施した。以下にその内容、様子を簡単にまとめた。(尚、実施日・時間・テーマ・場所・参加者数等については次項に表記しておく。)

4月の部会では年度始めということで年間の活動計画と実行委員の役割分担等事務的な確認、協議を行った。5月の部会では「ショートステイ・日中一時支援事業の現状と課題」というテーマで話し合い、受け入れの公平性・重度児者受け入れの課題・本人が納得していない中での利用の問題等、数々の課題が全施設同じ状況であるとして確認された。

7月の部会では「障害を持つ子の親の立場から」というテーマで実施。お二人の親御さんをお招きしてライフサイクルと通じてのそれぞれのステージで感じたこと等を率直に語っていただいた。そのあと皆で今後どのような支援が必要かということを考え、地域の中で幼児期から成人期まで一貫した相談・支援体制が必要であるという結論に達した。

9月は「学校との連携」というテーマで主に障害児等療育支援事業を実施している事業所から現状と課題を報告した後、大阪市こども青少年局の方からも市内の状況についてお話しを伺った。地域性よりもそれぞれの学校園で障害児保育・教育に対しての温度差が大きいこと、この事業そのものの周知度が低いことが判った。

11月の部会では都島こども園を訪問し、通園施設の現状と課題をビデオで実際の様子を見ながら詳しくお話しを伺うことができた。療育現場の様子や工夫点等同じ通園施設を運営している出席者を中心に活発に意見交換がなされた。都島こども園のすぐ隣に一般の保育園があり、グランドを共用している点が印象的であった。(何より自然な形でのインテグレーションであると思った。)

年が明けて1月の部会では予定していた「発達障害児について」というテーマでの話し合いを急遽取りやめ、厚労省の「障害児支援の見直しに関する検討会報告書」を部会で再確認する場とした。この時点で既に決定されている内容ではあったが、政令指定都市として国に申し入れできる点は申し入れたいということで大阪市の方と共に内容を再確認した。3月最終の部会で今年度1年間の活動・協議の内容をまとめ皆で確認し事業報告を作成した。

 部会には障害児施設職員の他に大阪市健康福祉局や大阪市中央児童相談所、更に大阪市こども青少年局や他部会の方にもご出席いただいた月もあった。テーマに沿った話し合いの他に、必要に応じて大阪市各局から情報提供という形でお話しいただいた。

来年度も活動内容を障害児施設関係内にとどまらず広く他部会にも参加を呼びかけたい。障施協全体テーマでもある「ライフサイクルに応じた地域生活支援」という視点に立ち、支援を分断させないためにも幼児・児童期の問題を広くアピールしていきたいと考える。


<活動日・内容等>
第1回  2008年(平成20年)4月16日(水)午前10時〜正午まで  参加11名
大阪市社会福祉研修・情報センター 5階 講座室(2)
・新年度会員自己紹介
・事業計画案の検討、承認、テーマ分担
・実行委員会役割分担の確認、決定


第2回  5月21日(水)午前10時〜正午まで  参加12名
大阪市社会福祉研修・情報センター 5階 講座室(2)
・「ショートステイ、日中一時支援事業の現状と課題」


第3回  7月16日(水)午前10時〜正午まで  参加18名
大阪市社会福祉研修・情報センター 5階 講座室(2)
・「30年を振り返って、いま伝えたいこと〜親の立場から」


第4回  9月17日(水)午前10時〜正午まで  参加16名
大阪市社会福祉研修・情報センター 5階 演習室(3・4)
・「学校との連携について−現状と課題」


第5回  11月19日(水)午前10時30分〜12時30分まで  参加15名
知的障害児通園施設 都島こども園 施設見学等


第6回  2009年(平成21年)1月21日(水)午前10時〜正午まで  参加14名
大阪市社会福祉研修・情報センター 5階 講座室(2)
・「障害児支援の見直しに関する検討会報告書」(H20・7・22)および「社会保障審議会 障害者」部会 報告 〜障害者自立支援法施行後3年の見直しについて〜」(H20・12・16)の再確認


第7回  2009年(平成21年)3月11日(水)午前10時〜正午まで  参加  名
大阪市社会福祉研修・情報センター 5階 講座室(2)
・年度のまとめ作成
・来年度に向けて 等

もどる

Produce by KOHAMA